ジェネシス・ウェイ


ジェネシス・ウェイ折り紙コラージュ 子宮ガンの人の体験談


6月1日に初めて「ジェネシス・ウェイ折り紙コラージュ」に参加しました。きっかけは、今年の4月に子宮頚ガンT期と診断され、抗がん剤、手術をせずに治したいと思い、友人の紹介でこの気づきのセミナーに出会いました。訳もわからず、自分の思いのまま、折り紙を切ったり、貼ったりしていったところ、このようなアートが出来上がりました。
テーマは「家族に感謝するためにはどうしたらいいのか」というもので、ガンという病気に深い関わりのあるテーマだということでした。

 

 


出来上がって、若林さんから、「真ん中にある紫とオレンジは何ですか?」と聞かれたので、「紫は息子で、オレンジは娘です」と言うと、「何か中心の折り紙だけ他とは違って盛り上がっているよね」「ハイ」「それってどういうメッセージでしょうねえ」と言われて思い当たることがありました。
次にアートをやる前にジェネシス・カードを引いておいたのですが、そのカードを開いてみて、さすがの私もビックリ!!「Body Language」だったのです。そしてその絵の形が性器を表していること。中心の色が父を現す青。次が夫を現す黄色。そして娘のオレンジ、息子の紫になっていました。意味はよくわかりませんが、何かを感じたことは確かです。

若林さんから「まず意識を向けてみることから始めてみたら」と言われ、早速父親に意識を向けてみると、優しくなれなかったことが色々と出てきました。夫に対しても感謝をしたことがなかったこと。そして、娘、息子に対して、「生まれてきてくれてありがとう」と思えなかったこと等、色々な気づきがありました。

ガンは全身病で血液の汚れを、ガンというかたまりで凝縮しているということです。血をきれいにするにはどうしたらいいのかと考えていたら、ガンになる前の生活が次々と頭の中をよぎってきました。

とにかく毎日時間に追われていました。あぁもう5時だ、食事作らなきゃ。あぁ6時だ、出かけなきゃ。そんな毎日でした。心の余裕など全くなく、いつもイライラと殺気立っていたように思います。子供が話しかけてきても、「ごめん、時間がないから話しかけないで」としょっちゅう言っていました。笑顔など出ることもなく、怖い顔で生活していました。    

また、お金にもいつも追われていました。仕事を休みたいと思っても、休んだらダメだ!!お金が減るーと思って必死でした。
自分の体のことなどちっとも考えず、思うことは胸が下がっただの、太っただの、イヤなことばかりを思っていました。自分の体を愛するなど、ほど遠い意識で毎日をすごしていました。こういうことを続けると、血液が汚れてしまうのかなと。

もちろんお酒はあびるほど飲み、お酒が抜けない毎日を過ごしていました。夜中に食事をして、睡眠もまともにとらず毎日を過ごしていました。
だから余計にイライラが増し、子供が一緒にいることを否定して生きていました。おそろしいことに、私はこれが正当だと思っていたのです。借金を返すまではがんばらなくては!!の一点張りでした。

私はガンになって初めて、体の存在がわかったように思います。かけがえのないこの体を、愛するように生きていきたいと今は思っています。ガンにならなかったら、決してわからなかっただろうと思います。

ガンという病気は、自分を見つめ直すきっかけを与えてくれたのだと思います。

これからが楽しみです。